わが家に待望の赤ちゃんが来てくれました!
私は結婚前は保育士として、そして結婚・出産後も子育て支援の仕事に携わっています。
なので、子ども大好き!赤ちゃん大好き!
初めての子育ても初めての気がしませんでした。
私ならこそだてもしっかり、完璧にできると何の不安もありませんでした。
が!
出産して退院後から大変なことばかり。
長男が生まれて間もなく、一番大変だったのは何よりも授乳。
ここでは私の体験を基に授乳について書きたいと思います。
新生児の授乳の仕方
産院にもよりますが、産後直ぐ、赤ちゃんには初乳を吸わせます。
これが記念すべき初めての授乳!
赤ちゃんには吸てつ反射というものがあって、
口に近づけると吸い付く機能が生まれながらに備わっているのだそう。
助産師さんが手で赤ちゃんの口を開けさせるようにほっぺたをむにゅっと押して咥えさせると、
待ってましたとばかりに吸い付いてました。
かわいすぎるーーー!(#^^#)
口に咥えさせる範囲を大きくしてあげると上手に飲めるようです。
最初は、赤ちゃんも自分では上手に咥えられないので、
助産師さんがしてくれたように口を開けるように手でしてあげたらいいですね。
優しくね。
飲ませた後は、利き腕の反対側の肩に赤ちゃんを縦抱きにして預け、背中をポンポン。
げっぷをさせてあげます。
なかなか出ない時もありますが焦らず、寝かせてからむせたり、
母乳を吐くことのないようしばらく様子を見てあげましょう。
産後の入院中、母乳の出をよくするために助産師さんがマッサージをしてくれていました。
このマッサージが本当に効果絶大で・・(◎_◎;)あふれんばかりに出る出る。
私の体の中に今までありえなかったものがこんなにも。
これで母乳育児も問題なし!と意気揚々と退院したものの、
そんな甘いものではありませんでした。
新生児の授乳回数はどれぐらい?
新生児の間は朝晩の感覚がはっきりしていないので、
私達が朝昼晩3食食べるように、授乳の回数も3回とおやつの時間で計4回!
というわけには全然いきません・・・
うちの長男はとにかくよく泣く子でした。
退院後しばらくは実家でお世話になっていたので、誰かが抱っこしてくれて、すると泣き止み。
でもやっぱり授乳はもちろん私しかできません。
「新生児は、泣くたびに授乳する」と教わり。
繰り返し吸わせることで、母親である私の脳が反応して、母乳をじゃんじゃん作り出すんだとか。
母となったなら誰でも好きなだけ出ると思ってましたが、違うようです。
いえ、全然違いました。努力が要りました。
泣いたらとにかく授乳。朝も昼も夜も。そして夜中も。
夜中なんて、こちらが横になって完全に寝てしまうと、起こされた時が本当に辛くて。
なので抱っこしたまま昼夜問わず座椅子にもたれて寝ていました。
睡眠じゃなくて昼夜問わず仮眠状態です。寝不足の日々が続きました。
新生児の授乳間隔はどれぐらい?
授乳間隔は、前にも書いていますが、うちの長男の場合はなかったです。
一般的には、新生児の授乳間隔は2~3時間おきと聞いていました。
実家にいる間は、長男のお世話に集中できるからまだよかった。
でもいざ自宅に戻れば、これまでの生活に加えて赤ちゃん1名。
実家ではこの赤ちゃんだけにかかりきりでよかったのが、家事との両立が待っていました。
よく泣く長男をしょっちゅう抱っこして即授乳。
買い物など、外に出る時間も増えます。
必然的に間隔が空いてしまう時があり、あげたくてもタイムリーにあげられない時も。
そんな状態が続くと、母乳の出が悪くなっていきました。
新生児の授乳量が少ない?ミルクは足すべきか
それでも結構吸わせていた方だと思うけど・・なんで出ないの?という時期もありました。
吸っても出ないと、飲めなくて、赤ちゃんは当然泣きます。
足りていない証拠です。
口を放してもパクパク動かして探したりするのも、足りていないサインかと。
となると、あまり深くこだわらず、ミルクを足してあげてもいいと思います。
私は完母・・完全母乳で育てたいと思ってたけど、
お腹を空かせて泣く子どもの姿なんて見ていられない。
足すミルクの量について。
最初から一気にたくさんあげることはしませんでした。
飲み過ぎても心配で・・様子を見ながら50ccとかぐらいから試してみたと思います。
結局うちの長男は飲まなかったのですが。
哺乳瓶のゴムの匂いか、先の形なのか・・・とにかく嫌がってのけぞり、
私は出ない母乳を飲ませ続けるしかなかったです。
最後に
初めての子育てなんて、何が正解か間違いかなんてわからない。
今はネット情報があふれる中、やっぱり一番の頼りは子供の様子かな(^-^)
子供の様子をしっかり観察して、何を求めてるのかを探す!
なんて。
気持ちに余裕がない時にはなかなかできないものです。
長男のこの新生児期がまさに「余裕がない」が連続連日続きました。
一番大変だったけど、あれほどまでに親子で体をぴったり密着させることができたのも授乳の時だけ。
本当にしあわせな時間でもありました。