生まれたばかりの我が子。
まだほとんど目も見えてないし、ほとんど1日中寝ています。
生後~2、3ヶ月頃ってまだ動きも少ない時期と思っていたけど、
わが家の次男は終始激しく手足をバタバタさせていました。
ほんとにこの子よく動く。これも元気な証拠?
新生児が手足をバタバタ。いつから?
生まれて間もない頃、ベビーベッドで寝ていた次男。
ふと気がつくといつも頭が、ベッドの上ギリギリまできていて、
壊れたおもちゃのようにベッドの柵に頭をガンガン打ち付けていました。
ベビーベッドで寝たままの状態で足を踏ん張り、その反動で少しづつ上に上がってきていたのです。
次男は体重も軽く小さめだったからか手足をバタバタとさせる度、
ベッドの中で大移動。真逆を向いて寝ている時もありました。
ある時ついに、首が座る前に寝返りをしてしまい。いや、
動いている間に勝手にひっくり返ってしまったような感じでしょうか・・
次男本人もキョトン。本当によく動く子どもでした。
新生児が手足をバタバタ。いつまで?
次男はとにかく無言で動きます。目の焦点も合っていない感じがしました。
いつまでこんな風に動いていたのか・・考えたら、乳児期ずっとだったかもしれません。
何をするにもできるようになるのが平均の月齢よりも遅い子でしたが、
自分で起き上がって動けるようになるまでは、常にバタバタさせていたように思います。
その後もよく動き回り、本当に追いかけるのが大変な子でした。
私の心配は的中し、次男はこの5年後、5歳の時に発達障害の診断を受けました。
発達障害の前兆は他にもあった
激しい動きと同時に、当時他にもいろいろ気になることがありました。
*泣くのは必要最低限
ミルク・おむつ・眠い、以外はほとんど泣きませんでした。
赤ちゃんの時は本当に育てやすい子でした。
*喃語が出ない
アーとかウーとか、赤ちゃん特有の発話がカワイイものですが、
次男はこの喃語もほぼ出ていなかったです。
*目の焦点が合っていない
上にも書きましたが、生後間もなくはほとんど見えてないと聞きます。
でも1か月頃、目の前に明るい色のおもちゃを見せても、なんとなく別の方向を見ているような?
次男は明らかに焦点がズレいるように見えました。
赤ちゃんが手足バタバタするのは障害?
私は保育関係の仕事をしていたので、子どもの発達に関する知識は少しありました。
なので余計に心配してしまったところがあるのだと、
動きが激しい、落ち着きがないのは多動症。と、決めつけてしまいたくなかった。
実際本当に元気で動きが活発なだけの赤ちゃんもいましたし。
我が家の次男の場合は、他にも上記のようないろいろな兆候が見られたので診察に至り、
広汎性発達障害、ADHD(注意欠陥多動性障害/注意欠如多動性障害)と診断されました。
知識がある分、知っている分、特に細かなところが気になって、
子供のことはよくよく見えていたのかもしれません。
発達障害の相談や検査はどこでできる?
結果的に、我が家の次男は早くにわかってよかったと思っています。
私達の場合は担当の保健師さんを通して、地域の療育センターを紹介してもらい、そちらで相談、診察、検査と、スムーズに受けることができました。
他の子と比べてどうしてうちの子は…なんて、そんなモヤモヤしていた気持ちを少しなりとも落ち着かせることができたのも、いち早く相談すべきところに行き、検査をすることができたからです。
確かに、我が子が障害をもっているかもしれないなんて、認めたくない、受け入れたくないとの気持ちで、なかなか行動できないママもいるかもしれません。
だけど、できるだけ早く見つけてあげることは何よりも誰よりも子どものため。
地域の幼稚園や、小学校とはまた別の形で子どもに合った療育方法を教えてもらえることはもちろん、地域によっては公的な支援も頂けます。
専門知識を持った方々に、子どもの様子を聞いてもらえること、そしてそんな我が子に合ったアドバイスを頂けることは、本当にありがたいことです。
発達障害と分かって参考になった書物
地域の保健センターや療育センターでいろいろ相談もできますが、
発達障害とわかった我が子、この次男のことをもっと知りたい!
と思って色々調べた中で、個人的にとても参考になった本があります。
この本を読むことによって、だから、この子はこうだったんだ!と納得し、
我が子をまるごと受け入れる気持ちになれました。
最後に
この次男は、悩みに悩んで3年保育の幼稚園に行かせました。
2月の早生まれで、大きい子とは体の大きさもできることもほぼ1年違います。
ほんとに小さい子で、さらに発達も明らかにゆっくり。この時はまだグレーゾーンだったので、
集団生活で周りに合わせて成長してくれるかも!との期待も込めて入れました。
この期待が見事に叶って、次男はすごく成長してくれました。
みんなが座っている時に、落ち着いて座って待てるようになりました。
小学生になってからも、授業中に立ち歩くこともありません。
新生児の時期はもちろん全てが始まりの時。
赤ちゃんの動きをよく見て、小さな変化にママがいち早く気付いてあげられたなら…
赤ちゃんもきっとより一層笑顔で過ごせますね。